日本ソフトウエアの強み

受託開発と実績

一般道路交通管制システム開発者の声

T.Kさん
  • 所属部署:第2システム部
  • 氏名:T.Kさん
  • システム名:一般道路交通管制システム

Q.どのようなシステムなのか簡単に説明してください

一般道路の交通状況は各都道府県にある交通管制センターで集中管理されています。
道路上に設置された車両感知器、光ビーコンなどの情報を交通管制センターにあるコンピュータで収集し、信号機をコントロール(渋滞状況により青や赤の時間を調整)したり、交通情報板やラジオ放送、カーナビによって交通状況(渋滞や事故、工事の情報)を利用者に伝えます。
交通管制センターにある上位コンピュータの一部の機能または全体の設計・製作・試験を担当しました。

一般道路交通管制システムSWIPE

Q.開発時のエピソードを聞かせてください

社会インフラに携わるシステムで365日24時間稼動し続けるシステムなので、ひとつひとつの機能だけではなく耐久性能なども考慮してテストを行います。
大人数(数十名)の開発体制で開発期間も十分にはなく、大変な仕事を請け負い苦労したことも何度かありましたが、無事にシステムを納入でき、公共の場で私自身も含めた一般利用者が「当たり前のように」新しいシステムを使用していることを目にした時、ドキュメンタリー番組の主人公になったような静かな達成感を感じることができます。
そんな中でも、一般利用者から「よくなった」という声をお客様より聞かせていただき感謝されたことがありました。その時は苦労が報われ自身の仕事に誇りとよろこびを感じることができました。

身の回りの「当たり前」を作っている姿はカッコ良かったです!

Q.日本ソフトウエアの強みについて教えてください

交通管制システムの開発に携わるようになって25年以上がたちました。
日進月歩で変化していく装置性能・基本OSの変化などに対応していく技術力に加え、長年にわたる交通業務知識の蓄積が最大の強みだと感じています。また、操作画面等は従前の専用端末からWindowsをベースとしたものに移り変わってきていますが、javaなどの新しい技術に関しても社内の他部門からの協力などのよりスムーズに対応できる体制がとれることも強みだと思います。

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