
車載情報提供システム
電車内に設置したディスプレイに行先案内や広告を表示するシステムです。
現場より受信する現在駅、速度、走行距離、ドアの開閉状態などの情報をもとに停車駅案内や乗換案内、駅設備案内などの表示制御を行います。
広告は事前に登録したスケジュールをもとにCM、ニュース、天気などの表示制御を行います。
更に、当該路線や関連する路線に遅延や運転見合わせなどが発生した場合は、地上に設置している配信サーバより情報を受信し、運行情報として本来の案内
に割り込む形で表示することも可能です。

列車運行管理システム
ダイヤ情報や列車位置情報を基に、走行列車に対して駅構内の信号機を自動制御する機能や、列車走行に伴う運行実績情報を収集し、列車の遅延監視を行う機能や運転状況等の編集機能を持つシステムです。
また、ダイヤ情報から各駅の旅客案内情報を編集し、案内表示装置・案内放送装置にデータ伝送することで、案内情報制御を行っています。
更に、列車遅延等により列車の運行が乱れた場合は、運転整理機能によりダイヤ情報を修正して通常運行への回復を行うなど、列車運行管理業務の効率化、情報提供サービスの向上を目的としています。

自動改札機システム
鉄道の駅など設置されている機械で、改札業務を行うシステムです。
改札機には、磁気券専用、ICカード専用、磁気券+ICカード両用等のタイプがあり各駅で運用されています。
又、ICカードは、全国で相互利用が可能となっており、関西で購入したICカードで関東の電鉄でそのまま乗降が可能となっています。
逆に関東で購入したICカードで関西での乗降が可能となっています。

自動券売機システム
鉄道の駅にて乗車切符を販売する機械で、現金を投入後に切符を販売するシステムです。
券売機では通常の切符(磁気)、回数券、磁気定期券、IC定期券、ICカード、特急券、指定券などが購入可能です。
又、ICカードを利用した記録を券売機にて印字することにより、利用状況が確認できます。
その他、定期専用の券売機や新幹線用券機など、各専用の券売機も多種存在します。

カードゲートシステム
ICカードによる入退室を管理するシステムです。
オフィスビルでは主に、業務フロアへの入退室及び出退勤の記録と最終退室時のセキュリティロック(警戒)運用を行います。
また、サーバ室、金庫室など特定のカードや鍵を持つ人しか入室できないようにセキュリティコントロールとして使用されるケースもあります。
他にホテルなどの客室の扉などカードキーとしての運用のみを行う場合もあります。

ヘルスケア関連
健康に関するデータを一元管理し、生活環境や生活スタイルにあった健康支援を行うシステムです。
パソコンやスマートフォンと健康機器(体重体組成計・血圧計・睡眠計等)を連携させることで、機器で測定した健康データ(歩数・体重・血圧・睡眠時間等)を、簡易にクラウド上に蓄積・管理し、健康維持・向上をサポートします。
また、健康関連コンテンツを保有する企業との連携により幅広いサービスの展開、医療機関とも連携し、患者と医療従事者間の円滑なヘルスケアコミュニケーションを提供します。

系統監視制御システム
変電所及び配電所を遠隔にて集中監視・制御を行うシステムです。
機器単体の制御から、現地作業者が安全に作業できるよう作業時間帯に自動での停電機器制御、又故障発生時の自動復旧制御等、様々な自動制御を搭載しています。
近年は、WEBを利用した作業申請システム、電話を利用した自動電話案内システムとも連携した監視制御システムとして充実してきています。

自動電話案内システム
現場と集中指令所の電話連絡を自動化するシステムです。
現場からの電話連絡を、自動で応対することにより、集中指令所の応対負荷・人的ミスを軽減し、安全かつスムーズな作業管理を実現しています。
また、WEBサーバと連携し、作業状態の見える化、作業結果の自動集計・印字等も充実しています。

変電所監視制御システム
電力会社から供給される電気を、変電所内、線路内、駅構内等の設備に適切に供給分配、監視、制御するシステムです。
変電所設備に異常が発生した場合、異常箇所の復旧・隔離・応急対応を自動制御化し、ミリ秒単位でのシステム保護を可能としています。

ダム監視制御システム
ダム監視制御システムは、降雨量や貯水池への流入水量・水位、管轄内の複数ダムの管理情報を収集・処理し、効率的な水利用(水道用水の供給・水力発電所への供給など)を行うシステムです。
洪水発生時などには放流設備を制御して流水を安全に処理します。
必要なデータを入力・処理することにより、ダムの管理運用を支援します。
また、設備の多重化や装置状態を監視し、制御システムの信頼度を高めています。

自動倉庫搬送システム
パソコンや液晶テレビ、半導体の製造工場において、製品の資材の倉庫への保管及び製造装置間の資材供給のための搬送を自動で行うシステムです。
自動倉庫搬送システムは倉庫内の在庫管理を基に、複数のロボットを制御し自動で搬送を行う工場における生産ラインのプロセスを担っています。
又、多種多様な工場のニーズ、生産性向上の要求に応じ搬送用ロボットの新開発も行っています。

現金入出金システム
銀行やコンビニなどに設置されているATMや、大型スーパーのセルフレジなどに組み込まれている現金の入出金、現金データ管理までのプロセスを自動化するシステムです。
現金の鑑別技術を使用し、ATMや入出金機、紙幣係数機、レジ等の機器に展開を行っています。日本国内だけではなく、アメリカ、ヨーロッパ、中国などの海外の現金や小切手にも対応しています。

画像センサー開発
生産工場でベルトコンベア上を流れる商品の画像を解析し、瞬時に商品の良品・不良品を判断し、不合格品の除去や歩留まりを改善するための検査・監視システムです。
高い認識能力と処理速度を持ったパッケージ型画像センサで、撮影したカメラ画像を、様々な画像処理アルゴリズムで解析し工員が目視で行っていた難しい外観検査を自動で行うことができます。
また、パラレルI/O, RS-232C, Ethernet等で多種多様な外部機器と接続でき、お客様のニーズにあった画像処理システムを構築できるようになっています。

配電自動化システム
一般家庭に安定した電力を供給するためのシステムです。
街中に張り巡らされている電線などの電力系統に設置された機器より状態、電流、電圧を遠隔で監視・制御します。
また、落雷や火災などによる電線の断線や漏電した箇所を自動で検出し、速やかに自動復旧することで、停電時間を短縮します。

検針システム
工場や病院などに設置している電力メータから、電話回線や光回線、無線などを使用して、メータの指示値を取得するシステムです。
取得した指示値から使用した電力量を計算し、料金を算出します。
算出した料金は毎月、FAXなどを使用して使用者に配信します。
また、一定時間毎の指示数をプロットすることで、時間帯毎の使用電力量(負荷状況)を把握することができ、負荷状況をもとに将来的な送電計画も行うことができます。

託送EMシステム
工場や自家発電所等で生成した電力は、電力会社が設置している電力網を通して電力会社や他の工場へ売ることができます。
電力会社の電線を借りて電力を送るため、電力網を流れる電力が、工場などで生成した電力なのか、電力会社が送電している電力なのか判断がつきません。
そのため、電力網へ入る口と出る口に電力メータを設置し生成する電力の制御を行なうことで、発電力と需要電力のバランスをとります。

給電所制御システム
発電所で発電した電力を大口のお客さまや、配電系統などに供給する電力システムの根幹となるシステムです。
現在の電力の使用状況や、将来的な電力需要の想定などをもとに、電力の運用計画を作成し、設備増設や運用改善などを行ないます。
発電電力や使用電力をリアルタイムに把握し、発電機の発電電力や系統の制御などを行ないます。

駐車場入出庫管理システム
駐車場への入庫から出庫までを自動で行うシステムです。
駐車場入口の「駐車券発行機」で駐車券の発行を行い 出口の「自動料金精算機」で料金計算、領収証発行までを自動で行います。
「料金計算機」により有人対応が可能で、精算やサービス券等の発行をします。
また、パソコンを接続し精算情報や入出場情報を集計するデータ管理システムもあります。

環境(エコ)関連
実測に基づく動力、空調、照明、物流にわたる "企業活動全域でのCO2排出量の見える化" により、エネルギーの見える化システムを構築し、エネルギーマネジメントを行います。
見える化システムは、電力監視機器や電力センサ、直流リレーなど既存の省エネルギー関連機器を組み合わせ、計測値を集計・グラフ化することが主な機能となり、エネルギー使用量を管理する担当者向けに提供します。

高速道路交通管制システム
高速道路における渋滞の悪化を防止するための情報提供や、事故や故障車にも迅速に対応して、速やかに正常な交通流に回復させるための交通管理の支援を行うシステムです。
高速道路上に設置されたセンサーから収集した情報を、交通管制センターのコンピュータで処理し、車の台数や速度等の情報から、渋滞などを自動で検出します。
またテレビカメラの画像データや、非常電話からの情報で、事故や故障などの障害を交通管制センターで把握・管理できるようにしています。
ドライバーへの情報提供は、本線上や入口等に設置された道路情報板、道路情報ラジオ、ハイウェイテレフォン、VICSなどのメディアを通じて行っています。

一般道路交通管制システム
一般道路の交通状況や信号機動作状況などを収集・計測を行いし、交通管制センターで道路状況を把握し、一括集中管理を行うシステムです。
交通管制センターでは、道路上に設置した各種計測器より車の台数や速度などを集計して渋滞状況を判定し、交通情報板・カーナビなどを通じて提供を行います。
また、計測された交通情報は他の交通機関(高速道路など)と情報を相互に交換することで、ネット・ラジオ・テレビなどを通じて、利用者に提供されます。